過敏性腸炎の子供さんの場合

子供が体調を崩し、下痢が続くような時、小児科で過敏性腸炎と診断されることがあると思います。子供さんが過敏性腸炎の場合、精神的な要因が関わっていることは拭えないでしょう。この過敏性腸炎の子供の場合、やはりどちらかといえば繊細な子供の性格なのかもしれませんが、何かのきっかけで腸炎を起こしお腹が痛くなることがあり、それが慢性的に起こるようになって、病院で診察を受ければ過敏性腸炎と判断されることになると思います。

たとえば、過敏性腸炎の大人の方であれば、下痢などを抑える為に自分で病院に行って薬を飲んだりしますが、子供であればそういった薬物治療を行うことにためらいを感じる親御さんもおられます。やはりこれから発達する段階の我が子に、安易に体に負担をかけるような薬を飲ませくないでしょう。子供の過敏性腸炎であれば、出来れば薬以外の方法で改善させたいと思う親御さんも多いです。例えば生活習慣の見直しや、お腹が痛くならないための工夫や心理療法で過敏性腸炎を抑えるなどの方法です。

過敏性腸炎の子供の施療

ただ、なかなか効果が得られずに、いつまでの過敏性腸炎を抱えたままでは、学校に行きたくない、外出したくないといった事態にもなりかねません。過敏性腸炎のように神経が過敏に反応して症状が出る症例の場合、子供の気持ちを楽にすることで、症状が軽減することもあります。たとえば、学校で決まってお腹が痛くなるような子供の場合、いつでもトイレに行けるように学校に頼むこともいいかと思うのですが、男の子の場合は、トイレで大便をすることができない子供も多く、やはり何らかの方法で早めに過敏性腸炎の改善を図る必要があるでしょう。さらに、過敏性腸炎の子供の場合、おならが悩みとなっていることも多く、おならを気にして授業に身が入らないという相談も多いものです。

実は、子供に限らず大人の場合でも、過敏性腸炎（過敏性腸症候群）の治し方としては、腸内環境に大きな影響を及ぼしている自律神経の働きを調整することが有効と考えられています。そして、その自律神経の働きを調整するために、手技療法を用いることで、子供でも問題なく対応できるはずです。子供の過敏性腸炎でお悩みであれば、遠藤自律神経研究所の手技療法をご検討ください。