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過敏性腸症候群(IBS)は、命にかかわる病気ではありませんが、日常生活に支障が出てしまいます。

過敏性腸症候群とは

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過敏性腸症候群の治し方において2万件以上の実績がありますので、安心してご相談ください。

過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群とは何かについて説明します

◆過敏性大腸症候群から過敏性腸症候群へ

過敏性腸症候群の治し方を知る上、そもそも過敏性腸症候群とは何なのかを知る事が基本ですので、そこから先に説明させて頂きます。IBSとはIrritable(過敏性)Bowel(腸)Syndrome(症候群)の頭文字を取ったもので、過敏性腸症候群の略字です。このBowel(腸)とは、小腸と大腸の両方を指しています。しかし昔はIBS(過敏性腸症候群)とは言わずに、ICS(過敏性大腸症候群)と呼んでいました。CとはColon(大腸)の頭文字です。このColon(大腸)とは、文字とおり大腸だけを指しています。1945年以後、日本にアメリカから過敏性大腸症候群という医学用語が入って来たのです。ところが実際は大腸だけが機能異常を起こしていて、小腸は無関係という事は有り得ないので、1960年代後半から過敏性腸症候群という言葉もよく使われるようになり、1980年代から現在にかけては過敏性大腸症候群という言葉は、あまり使われなくなり、過敏性腸症候群という言葉がすっかり定着しました。

◆過敏性腸症候群とは消化器官全体の症状

IBSは大腸だけでなく小腸も含めた腸全体の症状である事は述べました。実はIBSの方は、腸だけでなく胃の不調も訴えている方が、少なくありません。と言うのも、自律神経が乱れると胃腸の両方の働きがおかしくなるからです。事実、IBSの方達は胸焼けや胃痛などの胃の不調を伴う方が少なくありません。結局のところ、過敏性腸症候群とは何かと言えば、大腸、小腸、それに胃までも含めた消化器全体の機能的な症状と言えます。機能的とは、検査を受けても腸そのものには異常がない事を言います。つまり過敏性腸症候群と診断されるには、検査を受けても腸そのものに器質的な異常が認められない事が条件となります。すなわち腸に炎症や異常がある潰瘍性大腸炎、クローン病、ガンなどとは違う事を確認する必要があるのです。しかし過敏性腸症候群の人の中に、腸に器質的な炎症がある人も見つかっております。と言っても、潰瘍性大腸炎みたいな重大な炎症ではなく、特に問題視する事がない程度のものです。                    

それから過敏性腸症候群の人は先進国に多く、農村地よりも都市部に多い傾向があります。さらに体を動かす仕事よりも、神経や頭脳を使う仕事をしている方に多い傾向にあります。つまりIBSは精神的なストレスが大きく関わっているのです。また過敏性腸症候群は男性よりも女性の方が若干多い傾向にあります。そして特に10代~30代という若い年代に多発します。しかし40代以降の方も決して少なくありません。過敏性腸症候群で悩む方は広い年齢層で非常に増えております。そして学生においては、不登校の原因になり、社会人においても仕事を休む事にもつながります。この様に、IBSは生活の質を著しく落としますので、一日でも早く過敏性腸症候群の治し方において実績のある施療を受けて改善してもらいたいものです。

◆過敏性腸症候群で悩む方が増えております

最近、過敏性腸症候群で悩む方が増えております。現代はストレスを受けやすい社会ですので、そのストレスにより自律神経が乱れるからです。つまり過敏性腸症候群の原因はストレスである事が多いです。ストレスなら誰もが受けるので、誰だっって腹痛や下痢を経験した事があります。また冷たいものを飲食し過ぎた時も下痢する事は誰だって経験しています。じゃあ、それらを全て過敏性腸症候群と呼ぶのかと言えば違います。誰もが経験する一過性の便通異常や腹痛は過敏性腸症候群とは呼びません。

もしそれを過敏性腸症候群と呼ぶならば、国民全てが過敏性腸症候群の経験者になってしまいます。では過敏性腸症候群とは何かと言いますと、そうした便通異常や腹痛が一過性で終わるのではなく、繰り返し起こる事を言います。つまり1日や2日で終わるのではなく、繰り返し続く事が過敏性腸症候群なのです。私もお腹の調子を崩した経験がありますが、例え1日でもお腹の状態がおかしくなると、本当に不愉快なものです。しかし過敏性腸症候群の方は、1日では終わりません。それが毎日のように起こる人が多いのです。

私達、健康な人は1日でもお腹をこわすと大変な思いをするのに、それが毎日のように続いたら、どれだけ苦しいか想像すれば分かるはずです。しかし想像するのと経験するのでは根本的に違います。私達は想像は出来ますが、決して過敏性腸症候群の方と同じ事を経験はしてないのです。

だから過敏性腸症候群の方の苦しみは、

             なった本人にしか分からないのです。

だからこそ、私たちに出来る事は、過敏性腸症候群の方の苦悩の訴えを、本人の身になって真剣に聞いてあげる事なのではないでしょうか。

さて具体的に、この過敏性腸症候群の診断基準としては、

「過去3ヶ月間、月3日以上にわたって腹痛や腹部不快感が繰り返し起こり、以下の項目の2つ以上がある」

1、排便によって症状が軽快する。
2、発症時に排便頻度に変化がある。
3、発症時に便形状(外観)の変化がある。

                     となっております。

しかし厳密に上の基準を満たしていないと過敏性腸症候群ではないという訳ではありません。他にもっと許容範囲の広い過敏性腸症候群の診断基準もあるくらいです。だから上の基準を満たしていなくても、腸に器質的な異常が無いのに便通異常や腹痛、ガス症状などが続いてるなら、過敏性腸症候群として当所の施療対象となります。器質的な異常が無いという事は、腸そのものには異常が無いと言う意味です。すなわち過敏性腸症候群とは、腸そのものに異常があるような大腸ガン、クローン病、潰瘍性大腸炎などとは違うという事です。なお「過敏性」という文字が付くとおり、過敏性腸症候群の方の腸は健康な人と比べて敏感になっております。例えば少し食べ過ぎただけで下痢や腹痛を起こしたり、少し冷えただけでお腹をこわしたりします。また過敏性腸症候群の症状は、学校や会社や電車など、ある特定の場面だけ症状が出る方もいれば、所構わず家に居る時でも症状が出る方もいます。特定の場で症状が出やすい人というのは、その場で緊張するので心理的なストレスが原因な訳です。

過敏性腸症候群の分類としては、便秘型、下痢型、その混合型、さらに分類不能型に分けられます。つまり便の形によって分類されるのです。と言う訳は、排便回数よりも便の形の方が腸の状態をよく反映してくれるからです。そして一般的に過敏性腸症候群の方は、どの型においても腹痛を伴う事が多いです。なお当所では特別に「過敏性腸症候群の腹痛型」というものも使ってますが、これは便通異常よりも腹痛の方を主訴とする方も多いからです。さらに腹鳴りで悩んでいる方も多いので、当所では腹鳴りも過敏性腸症候群として扱っております。また過敏性腸症候群の中でも、とりわけ深刻な悩みが、おならの悩みです。おならが出過ぎる、漏れてしまうなどです。当所には、ガスの悩みを一番の主訴として訪れる過敏性腸症候群の方が非常に多いです。当所では便通異常よりもガス症状の方を主訴とする場合を「過敏性腸症候群のガス型」と呼んでおります。

過敏性腸症候群とは決して命に関わる病気ではありませんが、その代わり生活の質(QOL)は著しく落ちます。何しろ排便やおならの悩みですから、人前で恥ずかしい思いをしたくないので、人前に出る事を避ける傾向が強くなります。その結果、過敏性腸症候群の方は電車、旅行、人混みなどを避けるようになり、行動範囲が狭くなりがちです。さらに不登校、出勤不能、引きこもりなどの問題も生じて来ます。やがて過敏性腸症候群の方は精神的にも苦しくなり、うつ病を併発するケースも多いです。だから自分のやりたい事が出来るようになり、豊かな人生を歩む為にも、過敏性腸症候群を是非、克服して頂きたいと思います。

きっと皆様は今、どこへ行っても治らない過敏性腸症候群の治し方を模索している所かもしれません。そんな皆様のためにも、私は精一杯のお手伝いをさせて頂きます。

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