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過敏性腸症候群の原因

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長年の過敏性腸症候群のガス型から解放されて、楽しく過ごされている皆様のお声を頂いています!

過敏性腸症候群の原因

原因はストレスである事が多い

過敏性腸症候群の治し方を知る上では、IBSの発症原因を知る事も大事となります。過敏性腸症候群の発症原因は、幾つかありますが、中でもストレスである事が多いです。ご自分でもお腹の症状が出始めた頃の事を思い出してみて下さい。何か大変な事がありませんでしたか。中には特に思い当たる事が無いと言う人もいますが、知らず知らずの内にストレスを受けていたのかもしれません。

 

 

 

 

 

例えば人間関係のストレス、受験勉強のストレス、仕事が急に忙しくなって睡眠時間が減ったとか、また忙しくて食生活が乱れたとか。それとストレスは何も嫌な出来ごとに限った事ではありません。嬉しい事でもストレスになります。例えば結婚、昇進などです。嬉しい事でも、気持ちがドキドキ、ワクワクする事によって脳はストレスとして感じてしまうのです。では何故、脳はストレスを感じると腸まで一緒におかしくなってしまうのでしょうか。それは「脳腸相関」と言って脳と腸が自律神経によって密接に関係しあってるからです。例えばストレスを感じると、大脳辺縁系という感情を司る部分が不快感として認識されます。するとそのストレスが間脳の視床下部という自律神経の中枢まで届きます。それにより自律神経の働きがおかしくなる訳です。特に腸の自律神経は脳と密接な関係にありますので、過敏性腸症候群をストレスによって発症するケースが多いのです。

さらに腹痛や下痢、便秘、ガスなどの不快な腸の症状は、それだけで大変なストレスになります。私も経験した事がありますが、本当に不快な気分でした。皆様はそれが毎日のように、しかも長期間も続いてる訳ですから、さぞかし辛い事だと容易に想像出来ます。お腹の具合が悪いと、それを脳が非常に敏感に感じ取りストレスとして認識する訳です。すると今度は、そのストレスが更にお腹の症状を悪化させるという悪循環に陥ってしまうのです。だから過敏性腸症候群の治し方として大切な事は、この悪循環を改善させる事が大事なのです。

ところで精神的にも疲労し過ぎてしまうと今度は、うつ病やパニック障害、イライラ、不眠症、神経症など心の病をを発症しやすくなります。事実、過敏性腸症候群の方には、うつ病を併発するケースも多いです。その結果、不登校、出勤不能、引きこもりなどの問題も起きて来ます。

過敏性腸症候群の原因はストレス、本人の性格、生活リズムの乱れ、暴飲暴食、生来の自律神経の不調などがあります。例をあげえると人それぞれですが、ここで一つずつ例を上げて詳しく説明したいと思います。

○入園・入学時のストレス
例えば子供なら入園、入学時のストレスが原因となり過敏性腸症候群を発症する事があります。何故なら入園時は、今まで家にいた子供が初めて集団生活を体験する事になるので、それがストレスになるのです。中には、それが嬉しくてたまらないという子も居るかもしれませんが、腸というのはとても敏感で、嬉しいとかワクワクするという感情もストレスになり、お腹の調子を崩す例もあるのです。それに幼稚園に入れば、時間通りに生活しなければならず、自分勝手な行動は許されません。また食べたい時に食べる事も出来ないというストレスもありますし、子供同士のけんかもあるでしょう。とにかく今まで家庭の中(知ってる人達の世界)に安住して来た子供が、急に幼稚園(知らない人達の世界)に入る事によるストレスが原因で過敏性腸症候群を発症する事もあります。

○学校でのストレス
学校での人間関係によるストレスが原因で過敏性腸症候群を発症する方はとても多いです。さらに学校の場合、職場と違って「静かな教室で授業を決まった時間、座ったまま大勢の人達と一緒に受ける」という独特な雰囲気があります。あの雰囲気の中で、もしオナラが出てしまったら、どんなに恥ずかしい思いをするか・・・・・。かつては学生だった親御さん達も、想像するだけでご理解頂けると思います。まさに過敏性腸症候群の学生にとって、教室は地獄なのです。だから親御さんは、お子さんの苦悩をご理解頂ければと思います。

ところで学生は学校で次のような事が原因で、ガス症状を発症する場合があります。それは授業中、自分の前の席の人がオナラをした事がきっかけで、それ以来、自分のガスが多くなってしまったという事です。意外ですが、こうした例はけっこうあるのです。どういう事かと申しますと、要するに「もしオナラをしたのが自分だと疑われたらどうしよう」という不安感です。その不安感というストレスが腸の自律神経を狂わせて、過敏性腸症候群を発症させたのです。その事件が起きる前までは、全くガス症状など無かったのに、その日以来、ガスが多くなってしまうのです。これで分かるように、いかに腸というのは脳のストレスを敏感に反映しやすいかがお分かり頂けると思います。この脳と腸が密接に関係している関係を「脳腸相関」と呼びます。

○転校した途端に発症することも
それから転校した途端に過敏性腸症候群を発症するケースもあります。向こうの学校に居た時は平気だったのに、転校した途端に発症しだすのです。原因は転校生は皆から注目されるので、やたらと周囲の目を気にしてしまうからでしょう。そうした「周りからどう思われているか」というストレスが原因なのです。それとやはり、初めて接せるクラスメイトとの人間関係に悩んだりした場合です。何しろ全てゼロから友達作りをスタートしなければいけないので、転校生はたいへんでしょう。人見知りしない子なら良いけど、そうではない子はストレスがかかたっりします。

 

 

 

 

 

 

○受験によるストレス
受験勉強のストレスが原因で過敏性腸症候群をは発症する学生は本当に多いと思います。私も今まで、たくさんの方達を施療してお話を聞いてきましたが、受験を間近に控えた頃に、ガス症状や下痢や腹痛を発症する方が多いです。夜中の1時、2時まで毎日勉強して睡眠時間を減らすと、精神的に大きなストレスとなります。本当は0時までに寝て欲しいのです。0時を過ぎると自律神経が乱れてきます。受験勉強に本人の完全主義的な性格が加わると、更にストレスが大きくなりますので、気楽に勉強する方が良いのです。あまり完璧を求めて勉強しない方が良いです。

              
○家庭内でのストレス
家族関係が原因で過敏性腸症候群を発症する事も多いです。家族関係というのは切りたくても切れない関係にあります。学校に嫌な人が居れば行かなくても済みますし、会社に嫌な人が居れば転職も出来るでしょう。しかし家族関係はそういう訳にはいきません。一生、縁が切れないのです。特に子供は帰る場所は家しかありません。
どんなに家庭環境が悪くても、帰る場所は家しかありません。だからこそ子供にとって家庭内は、温かく居心地の良い場所であって欲しいものです。もし両親がいつもケンカばかりしてたら、一番傷つくのは子供です。いつもケンカしている両親も見てると、子供はそれがストレスとなります。また些細な事で親が子供に八つ当たりをするように怒りをぶつけると、子供の交感神経が高まりストレスが溜まります。それが過敏性腸症候群の原因となります。虐待など論外です。ある調査によると虐待された子供は、過敏性腸症候群を発症する確率が高いという結果が出てます。家庭の中は外で嫌な事があっても、癒しの場であるべきなのです。そうすれば親も子も健全な心で居られるのです。

○神経を使う労働者
次に過敏性腸症候群の原因として、肉体労働者の方よりも知的労働者の方に多い特徴があります。それは神経を使う事が原因です。だから机に向かう時間の多い方は、時にはウォーキングなど適度な運動でストレスを発散させる事が大切です。

○本人の性格
過敏性腸症候群の原因として本人の性格もあげられます。と言う訳は、同じストレスを受けても楽天的な人は、それ程の精神的なダメージは受けずに済みますが、物事を深刻に考えるタイプの人は、楽天的な人よりも何倍もダメージを受けてしまいます。結局、そのストレスが自律神経を乱して過敏性腸症候群に限らず様々な自律神経系の症状の原因になる訳です。ところで過敏性腸症候群の人は、生真面目な方に多い傾向があります。つまり完全主義、責任感、取り越し苦労、几帳面、こだわるなどの性格傾向のある人に多く発症するのです。
例えば具体的な例で言うと、完全主義者の人は99%出来ても、残りの1%の不足の為に、全てがダメだと考えてしまいます。こういうタイプの人は常にストレスを抱えてしまいます。と同時に常に劣等感に悩みます。ですから8割出来れば、それで良いと満足する方が精神衛生上、とても健康的だと言えます。 

○生活の乱れ
日勤と夜勤の交替性勤務は自律神経を乱し過敏性腸症候群の原因になります。と言うのもIBSの方は、交替性勤務の人の中にも多く見られるからです。ですから出来るだけ、夜勤は避けた方が良いのです。また夜更かしも避け早寝早起きが良いのです。遅くても午前0時までに寝た方が良いです。0時を過ぎると自律神経が乱れます。と言うのも、昼間は労働を司る交感神経、夜は休息を司る副交感神経が働くように人間の体は、そうなってるのです。それなのに夜中になっても、
起きていると、本来なら副交感神経が働く時間なのに交感神経が働いてしまい、それにより自律神経が乱れてしまうのです。だから夜は、遅くても0時までには布団に入ってる事が大事なのです。出来れば22時~23時までに入った方が良いです。と言うのは、0時までの睡眠が、脳の疲れを大きく取ってくれるからです。

○暴飲暴食
過敏性腸症候群の方は、健康な人よりも腸が過敏になってます。だから暴飲暴食も過敏性腸症候群の原因になります。ですから消化の良いものを腹八分目にして、良く噛んで食べる事も大切です。それから夜遅く帰ってきて、食べてすぐ寝るという習慣は絶対に胃腸に良くありません。胃に食べ物が残ってる状態で寝ると、それが過敏性腸症候群の症状を悪化させる原因になります。最低でも夕食を食べたら寝るまでに2時間以上は空ける事が大切なのです。出来れば3時間空けた方が良いです。もし夜遅く帰って来て、後は食べて寝るだけという場合は、ほとんど食べないで寝てしまった方が良いです。それも果物だけとかの方が良いです。果物は酵素が入っていてお腹に良いからです。そして次の日の朝は、しっかり食べれば良いのです。お腹が空いている分、美味しく食べられるはずです。なお夜遅く帰って来て、あとは食べて寝るだけの場合は、油っこいものや焼き肉、ラーメン、ハンバーガー、フライドポテトなどは食べない方が良いです。

○生来の自律神経の乱れ
生来の自律神経の乱れも過敏性腸症候群の原因になります。IBSは若い人に多く、特に中学、高校の時に発症、又は悪化する事が多いです。そして学生の時に悪化した人に聞いてみると、幼少の頃から便通の調子がおかしかったという方もいるのです。だいたい成人の過敏性腸症候群の12%位は幼少期にも、排便や腹痛の問題を抱えているというデータもあります。このようにIBSの原因としては生来の自律神経の不調という事もあります。    

○腸炎後の発症
過敏性腸症候群の原因として、感染性の腸炎もあります。腸炎を発症して下痢などを起こしたとします。そこで病院でお薬を飲んで、もう腸炎はすっかり回復したのにも関わらず、下痢やガス症状などがいつまでも続くことがあります。これを腸炎後IBSと呼びます。
              

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