過敏性腸症候群との付き合い方

長年、過敏性腸症候群を患っている方もいれば、最近、発症したばかりという方もいるでしょう。そして「いつになったら治るなのだろうか」と、イラダチを感じる方も少なくないでしょう。今回は、そんな過敏性腸症候群との付き合い方をお話ししたいと思います。

ありのままの自分を好きになる事
例えガスが人よりも多くても、例え便の回数が多くても、例え腹鳴りが酷くても、そんな自分を嫌ってはいけません。お腹の調子が悪い自分を責めるのではなく、許してあげて下さい。そして、ありのままの自分を好きになって下さい。それが過敏性腸症候群との付き合い方で大切な事なのです。お腹の弱い自分を嫌うと、ますます自分に自信を失ってしまいます。すると人前に出た時に、人目を気にしてしまい余計に緊張します。

だから、例えガスが多くても、お腹が鳴ってしまっても良いから、そういう自分を受け入れてあげて下さい。そんな自分を許してあげて下さい。好きになってあげて下さい。
そうすると、知らず知らずの内に自分に自信を持てるようになります。そうすると人前に出ても、お腹の事を気にせず堂々としていられるようになります。すると人前でも余計に緊張せずに、落ちついていられるようになります。すると自律神経も整い過敏性腸症候群が改善しやすくなります。だから過敏性腸症候群との付き合い方で大切な事は、お腹の弱い自分を許してあげて、ありのままの自分を好きになってあげる事です。

焦らないこと
過敏性腸症候群との付き合い方で大切な事として、焦らない事です。なかなか治らないからと言って、焦っては駄目です。焦れば焦る程、それがストレスとなり余計に治りにくくなってしまいますので、焦らずイライラせず、じっくりと余裕を持って待つ事が大事です。では落ち着くには、どうすれば良いのでしょうか。

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プラス思考になること
過敏性腸症候群との付き合い方として、なるべく悪い想像をしない事が大事です。脳は想像と現実の区別が付きません。だから悪い想像をしただけで、それがあたかも現実に起こっている事として、脳が認識してしまいます。だから想像しただけで、脳はストレスを感じて自律神経を乱して、ついにはお腹の調子を悪くしてしまうのです。だから「もし、ここでガスが出たらどうしよう」などと悪い想像はしない事です。本当にガスが出てしまいます。逆に「大丈夫」とプラス思考になれば、本当にお腹が落ちついて来ます。よってプラス思考になる事が、過敏性腸症候群との付き合い方において大事なのです。

深呼吸の習慣
過敏性腸症候群との付き合い方として、これから教える深呼吸を是非、普段からやっておく習慣を身につけると良いでしょう。何故なら深呼吸をすると、自律神経が整って過敏性腸症候群が回復しやすくなるからです。

やり方として、まず「ハ~」と口から息を吐き出して下さい。そしたら鼻からゆっくりと少しずつ4秒間吸います。次は鼻でも口でもどっちでも良いから、10秒間、吐き出します。この時もゆっくりと少しずつです。そして吸う時よりも吐き出す方が2倍以上、長くします。何故なら、吐きだす時に副交感神経にスイッチが入って、リラックス出来るからです。大事な事として、吐く息に合わせて体の力を抜くようにして下さい。体に力が入っているとリラックス出来ないからです。なお吸う時も吐く時も苦しくないようにして下さい。だから吸う時に4秒が苦しかったら3秒で止めてもいいです。吐く時も10秒が苦しかったら9秒で止めてもいいです。

この深呼吸を5分~10分は続けて下さい。これを1日5セットぐらい行って下さい。そして1日1回は、誰もいない静かな自分の部屋で、電気をうす暗くして椅子に座って、背筋を伸ばしてやると良いでしょう。そして目を閉じて瞑想するような形で行って下さい。この時だけは最低10分はやった方が良いでしょう。それ以外は、いつでもどこでも立ちながらでも良いので、行って下さい。また、ふとした時に2~3回でも良いので行うと気分が落ち着きます。