腹痛とおならの悩み

今日は体調がいいとか、ここ数日体調がよくないとか、そんな判断の元になるのが、排便の状態かもしれません。朝の決まった時間に、出るものが出てしまえば、身も心も軽くなって、1日が快適に過ごせることでしょう。そして、もう一つ体調を左右するものとして、おならも重要な意味を持っているはずです。腹痛 おなら

では、一日にどのくらいの回数おならをしているものなのでしょうか。自分は全くおならが出ないという方もいるかも知れませんが、実は大人の場合で、1日に5回、多い方で20回程度は、おならが出ていると言われています。つまり、健康な方でもおならが出るのは当たり前のことなので、おならの回数だけで、体調が図れるというものではありません。ただ、お腹が張っているけれどもおならが出ないために、腹痛が起こることがあります。また、おならを我慢していたために、腹痛が起こることもあるでしょう。逆に、腹痛が起こり、トイレに駆け込んだところ、おならと一緒に便が出るということもあるでしょう。たとえば、数日間便が出ていない時、突然腹痛が起こり、おならが出て固い便が出て、そのあと下痢をするということはないでしょうか。こうした症状は、過敏性腸症候群と呼ばれており、その治し方を求めて遠藤自律神経研究所には全国から多くの方が来所されてます。

                                                                                腹痛 おなら

腹痛とおならの関係性

こういった腹痛は、腸内の蠕動運動が激しくなることで起こることが多く、腹痛は便秘を解消させようとする動きでもあるわけです。ところが、便秘とともに腹痛が起こり、下痢状の便が出るという繰り返しは、いずれ体調を崩す原因でもあり、適切な対応を取ることをお勧めしたいと思います。また、腹痛は腸内環境と大きな関わりがあるわけですが、もちろんおならも腸内環境の善し悪しと関わりがあり、腸内環境が整っていない場合、腹痛を起こしたり、おならはかなり強烈な臭いを発することが多くなります。

もちろん、整腸剤などで腹痛やおならが改善することもあるかと思いますが、その腹痛やおならが自律神経の働きの影響を受けているとすれば、腹痛も臭いおならも繰り返すのではないでしょうか。もし、腹痛やおならでお悩みであれば、自律神経の調整を考えた治療をお勧めいたします。