ibs過敏性腸症候群が原因のおならもあります

おならは、誰にでも起こる自然現象と言えるでしょうが、そのおならが過度に起こるようであれば、大きな悩みとなることもあるでしょう。おならは、食べ物を飲み込む時に、一緒に吸い込まれた空気を排出するためのものでもあります。また、腸内の内容物が消化される際に発酵して生じるガスも、おならとして排出されることになります。つまり、おならは誰にでも必ず生じるというわけです。

ただ、そのおならの出る回数が異常に多かったり、あるいは強烈な臭いを伴っていたり、おならと一緒に腹痛が起こるという場合は、もしかしたらibs過敏性腸症候群なのかもしれません。ibs過敏性腸症候群は、便秘や下痢を繰り返したり、緊張する場面でお腹が痛くなるなどの症状がよく知られているわけですが、実はibs過敏性腸症候群の方の場合、おならの状態も無視することができません。なぜなら、おならも腸内環境の影響を受けているわけで、その腸内環境が乱されている状態が ibs過敏性腸症候群だからです。

自律神経の調整を行いibs過敏性腸症候群の腹痛やおならなどの症状を改善

最近、このibs過敏性腸症候群が、大変注目を集めていますが、昔からお腹が弱いとか、便秘症だと思っていた方が、実は ibs過敏性腸症候群だったと気付くこともあるようです。これまで、おならが異常な回数出れば整腸剤を飲み、下痢をすれば下痢止めを飲み、便秘をすれば下剤を飲んでいたという方も、ibs過敏性腸症候群だと分かれば、もっと適切な治療を受けることができます。また、特におならの場合は、たとえ回数や臭いで悩んでいたとしても、なかなか人には話しにくいもので、 ibs過敏性腸症候群の症状だとわかれば、ほっとすることもあるかもしれません。

ibs過敏性腸症候群は先進国で働く20代から40代に多いと言われています。つまり、ストレスの多い社会で働いている人に、ibs過敏性腸症候群を抱える人が多いと思われていることもあって、 ibs過敏性腸症候群の治し方として、ストレスと関わりの深い自律神経の調整を行うことが必要です。しかも、その自律神経の調整を薬に頼らず手技療法によって改善できれば、腹痛やおならが異常な回数出るなどの症状の改善、そして心身の改善につながることでしょう。