不安感から解放されたい方へ

皆様はきっと過敏性腸症候群の治し方だけでなく、それに伴う不安感を改善させる方法も知りたいはずです。と言うのも過敏性腸症候群の方は様々な不安感を持つ方が多いです。それもそのはず。下痢、おなら、腹鳴りなど人前では恥ずかしい症状ですので、人が居る場所や静かな場所に不安感を持つのは当然な事です。しかもその不安感が更に症状の悪化につながるので悪循環を生む事になってしまいます。それでは過敏性腸症候群に生じやすい不安感を症状別に説明致します。

 

 

 

 

 

・下痢型
過敏性腸症候群の下痢型の方は、「便を漏らしたらどうしよう」という不安感が強くなります。特にトイレの付いてない電車の中、バスの中、高速道路の運転中、すぐにトイレに行けない様な状況の時に、強い不安を感じる方が多いです。さらに一度、危ない思いをすると「また起きたらどうしよう」という予期不安を持つようになります。そうすると日曜日の夜から「明日、学校だ。嫌だな」と思っただけで、前日の夜からお腹が痛くなったりします。だから一番、良いのはそういう悪い想像はしない事です。

・ガス型
過敏性腸症候群のガス型の方は、「人前でおならが出たらどうしよう」という不安感を強く持つようになります。特に学校や職場など人前でガスを出せない場所だと、放庇を我慢する事が多くなります。するとどんどんお腹にガスが溜まり、苦しくなります。そうすると、ふとした時に「ブッ」と大きな音で出てしまう失態をする事があります。また例え音がしないガスを上手く出したとしても、もしニオイの強いガスだったら、周囲の人にバレてしまいます。そうした恥ずかしい経験をすると、学校や職場に対して強い不安感や恐怖感を抱く事になります。その結果、不登校になったり、会社を辞めてしまう方もおられます。

・腹鳴り
過敏性腸症候群の腹鳴りの方は、会議やテスト、映画館のように人が周りに居て、しかも静かな場所に対して不安感を持つ方が多いです。静かな場所でお腹の音が鳴り響いてしまうのが、恥ずかしくてたまらないのです。その為、お腹が鳴らないように、いつも間食してばかりの人もいます。またテストの時は、別室で受けさせてもらってる学生の方もいます。また大好きな映画鑑賞も我慢している人もいます。社会人の方は、会議や発表の時は「お腹が鳴ったらどうしよう」とハラハラ、ドキドキと不安感を強く持つ事になってしまいます。過敏性腸症候群 不安

過敏性腸症候群の不安感の治し方

・呼吸法
この呼吸法は本当に大事です。単に深呼吸を繰り返すだけで、自律神経が整いリラックスできるのです。すると当然、不安感が軽くなります。やり方はいたってシンプルです。鼻から4秒間吸ったら、鼻、又は口から6秒間かけて吐き出すだけで良いのです。吐き出す時に、不安感が楽になりますので、吐き出す時間の方が少し長くなります。これを5分~10分行い、1日5セットぐらいやって下さい。特に緊張するような場面(電車、学校、職場など)で行えば、その場で即効性があります。

 

 

 

 

 

・カフェインは取らない
コーヒーなどに入っているカフェインは、不安感を増大させる作用がありますので、不安感の強い過敏性腸症候群の方は、カフェインは控えるべきです。カフェインは、コーヒーの他に、コーラ、紅茶、緑茶、ウーロン茶、栄養ドリンクなどに多く含まれていますが、一番多く含まれているのが、コーヒーですので、コーヒーが好きな方はカフェインレスのコーヒーを飲んで下さい。

・当所の手技療法
遠藤自律神経研究所の手技療法は、自律神経の調整だけでなく、脳の活性化も得意としています。それによってただ単に、お腹の調子を良くする事だけに留まりません。更にその上の、不安感も取り去る事が出来るのです。過敏性腸症候群の方は、例え自律神経が整いお腹の症状が軽くなったとしても、「またお腹がおかしくなったらどうしよう」という予期不安をいつまでも、しつこく残ってしまう事が多いのです。その為、苦手な場面に行くと症状が、いつまでも出てしまう事があります。しかし当所の手技療法は、他と違って脳の活性化も出来るので、予期不安の改善も出来るのです。それには多少、時間がかかりますが、しかし最終的には苦手な場面に行っても、過敏性腸症候群の症状が出なくなっていく方が多いです。