発作的な腹痛には
突然何の発作かと思うような腹痛に見舞われることはないでしょうか。発作で腹痛が起こるような病気は色々あるとは思いますが、胃の痛みも腹痛と感じるでしょうし、下腹部の痛みも腹痛と感じるものです。たとえば食後によく起こる腹痛であれば、胃潰瘍の発作の可能性もあるでしょうし、十二指腸潰瘍の発作の場合は、空腹時に腹痛が起こることが多いと言われています。その他に、腹痛の発作が起こる病気は、胆石症や腎盂炎、膵炎なども考えられるでしょう。そして、その多くが常に痛みを伴うというよりも、無理をして身体を動かした時や、食べた物によって発作的な腹痛が起こるのではないでしょうか。また、女性の場合、子宮内膜症などの疾患があると、生理時に発作的な腹痛が起こったりします。
そして、疾患名がはっきりわかる病気であれば、それぞれの疾患を治療することで、発作的な腹痛の軽減も可能になるでしょうが、腹痛が起こる発作の原因が見つからないとなれば、いよいよ過敏性腸症候群が原因の発作を疑ってみる必要があるでしょう。実は、過敏性腸症候群の特徴の一つとして腹痛がたびたび起こるという方が多く、しかも発作的な激しい痛みで、腹痛に伴って下痢が起こることが多いようです。そこで皆様は過敏性腸症候群の治し方を求めて、このサイトに辿りついた訳です。
たびたび起こる発作的な腹痛
ところで、こういった発作的な腹痛は、ストレスや緊張と関りがあることが多く、何度か同じような状況で腹痛が起こった経験がトラウマになって、発作が起こるのではないかと心配することで、実際に腹痛が起こってしまうこともあります。おそらく、脳が感じたストレスや緊張感が腸の自律神経の働きを乱してしまい、過敏になった腸の蠕動運動が激しさを増して、腹痛や下痢といった発作を引き起こすことになります。そういったメカニズムで腹痛の発作が起こっているとすれば、痛み止めで腹痛を抑えたとしても根本的な改善にはならず、逆に薬が無ければ腹痛が起こるのではないかと不安が増してしまうでしょう。そんな過敏性腸症候群の発作的な腹痛は、自律神経と脳腸相関の改善を図る施術で改善することができますので、腹痛の発作でお困りであれば遠藤自律神経研究所にご相談ください。