IBSと精神科

IBS(過敏性腸症候群)の治し方を求めて、精神科、又は心療内科に通ってる方も多くいらっしゃいます。心療内科とは心のストレスが体に変調を起こした場合に、かかります。過敏性腸症候群は、まさに心のストレスが原因で便秘、下痢、腹痛、ガス症状を起こしている病気ですので、一般的に心療内科にかかる事が多いです。しかし、精神的な症状が強く出てる場合は精神科の受診が望ましい場合もあります。例えば本当はガスなど出てないのに、いつも周りから「クサイ」と思われているという被害的な考えが頭から離れない場合です。またイライラが酷くて夜眠れないとか、うつが酷くてうつ病と診断されてる場合です。過敏性腸症候群の方は、うつ病を併発しているケースも少なくありません。いずれにせよ、自分は心療内科が良いか精神科が良いかの判断は、医師に相談してみて下さい。

病院は薬物療法が基本

しかしIBSの人が精神科に行っても心療内科に行っても、結局は薬物療法が基本です。病院というのは薬物療法が基本なのです。そしてIBSは薬を飲んだからと言って、すぐに回復するようなものではありません。皆様もそうだったはずです。それに少しぐらい気持ちが不安定だからと言って、すぐに精神安定剤に頼るのも、どうかと思います。特にまだ10代という若い時から、精神安定剤を服用する習慣をつけるべきではないと思います。なぜなら心理的に依存してしまう事があるからです。そして一度、安定剤に依存してしまうと「薬がないと不安」という心理状態になってしまい、いつもいつも薬を持ち歩く事になってしまうからです。しかも薬は肝臓などに負担をかけますし副作用もあります。そして薬を飲んでばかりいると、余計に自律神経を乱してしまい、IBSを回復しにくくしてしまう事もあります。

薬の事は医師に相談を

しかし本当にその人にとって、その薬を飲む必要がある場合もありますので、薬の事は医師に相談してから飲むか飲まないかを決めて下さい。

薬を使わない当所の施療

当所の手技療法は薬は一切使わないで、手技療法でIBSを改善させていきます。しかも精神科の領域である、うつ病などの心の病も一緒に改善させる事が出来ます。だらら一石二鳥です。どうして心と腸の両方が改善するのか? その理由は、当所の手技療法は「脳腸相関」の働きを活性化させる事が出来るからです。脳は腸と密接な関係にありますが、当所の施療は、この脳と腸の両方の働きを改善できるのです。だから過敏性腸症候群(IBS)だけでなく、うつ病、イライラ、不眠、不安、パニックなどの心の病も一緒に改善します。また当所の手技療法は自律神経を調整するものなので、腸だけでなく、全身の様々な自律神経系の症状も改善します。