下痢の慢性症状とは

朝、起きた時に、快調に便が出ていますか? 前日に、食べ過ぎたとか飲み過ぎたために下痢をすることがあるとしても、いつもは硬さも臭いもちょうどいい感じの便であれば、健康的に排便ができているのかもしれません。ところが暴飲暴食の覚えもなく、体調を崩しているわけでもなく、下痢をすることがあります。仕事が忙しいとか、疲れているといったことが原因で、腸の働きが乱れて下痢が起こることも少なくないでしょう。そんな下痢も稀なことであり、翌日には健康的な便に戻っていればいいのですが、中には慢性的に下痢の状態だという方も少なくないようです。

慢性の下痢の場合、下痢が起こるタイプにも色々あると思います。たとえば、決まった時間に排便をするけれども、慢性的に下痢の状態だというケースもあるでしょう。あるいは、慢性の便秘が続いてようやく下痢状の便が出るという場合も、結局慢性的な下痢と言えるでしょう。このような過敏性腸症候群の治し方を求めて、遠藤自律神経研究所には多くの方が駆け込んで来られます。

 下痢の慢性化でお悩みの方へ

仕事場で会議が始まる直前に決まって下痢が起こるというケースや、朝食や夕食後に下痢が起こることはないのに、会社での昼食の後に下痢が起こる場合も、慢性の下痢と言えるでしょう。こういった慢性の下痢の場合、その原因として腸の疾患も考えられるわけですが、もう一つ考えられるのが過敏性腸症候群です。実は、この場合、便秘と下痢を繰り返すこともあるのですが、下痢が一番の悩みという方も多いものです。便秘と違って、慢性の下痢の厄介なところは、我慢できないということです。

特に、決まって会社にいる時に便意が起こるという慢性の下痢の場合は、仕事に支障が出ることもあるかもしれません。しかも、いつでもトイレに行けるわけではないという状況がさらにストレスとなって、悪化させ、慢性の下痢がいつまでも改善しないということにもなっているようです。慢性の下痢の方の中には、1日に数回下痢が起こるという方もいるようですが、慢性の下痢でお悩みであれば、腸に影響を与える自律神経の働きの改善を図ることをお勧めいたします。