IBSに伴う動悸や息苦しさ

過敏性腸症候群の方は、動悸や息苦しいという症状をお持ちの方が多いです。その原因は2つありあす。一つは元々の自律神経の乱れにあります。過敏性腸症候群の方は、もともと自律神経系が失調している状態なので、それでお腹の症状とは関係なく、動悸や息苦しいとういう症状が出る場合です。

 

 

 

 

 

もう一つの理由は、過敏性腸症候群の方が緊張する場面に行く事により、動悸や息苦しいという症状が出る場合です。例えば後ろに人が居る場面。トイレの無い電車の中。静かな授業中やテスト中、会議中など。そういう緊張するような場面で、動悸や息苦しいという症状が出やすいのです。中には過呼吸になったり、パニック発作を起こす方もいる程です。例えば授業中、ガスが出そうになった時に、過呼吸発作を起こしてパニックになる生徒もおられます。それもそのはずです。

過敏性腸症候群 動悸 息苦しい

おならが授業中に出てしまったら、もう赤面が赤くなる程、恥ずかしい思いをしますので、動悸がしたり息苦しくもなります。それに一度、そういう辛いを思いをした過敏性腸症候群の方は、今度は「予期不安」を持つようになります。つまり「またガスが漏れたらどうしよう」と常に、神経がピリピリするようになってしまいます。すると例えお腹にガスが溜まってない時でも、常に心臓がドキドキして動悸がしたり、呼吸がハァハァと荒くなり息苦しくもなってしまいます。

そういう時は、実は交感神経という自律神経が乱れているのです。交感神経とは、人間を活動モードにさせる神経です。つまり心臓の拍動を早くしたり、血圧を上げたり、血糖値を上げたりして、とにかく肉体を活動的にさせるのに都合の良い状態にさせるのです。その状態が適度なら良いのです。適度な緊張状態はむしろ、集中力を増してくれるからです。しかし、それがあまりにも強いと、逆に苦しくなってしまいますね。特に動悸や息苦しい症状が授業中や会議中なんかに出たら、過敏性腸症候群の人は、集中できなくなってしまいます。そうすると、「早く授業(仕事)が終わって欲しい」と時間ばかり見てしまい、ストレスが2倍になってしまいます。

 

 

 

 

 

更にもし、そんな挙動不審な態度を、上司や先生に注意されたら、さらに動悸や息苦しさが強くなってしまいます。そんな苦しい毎日を送っていたら、「もう学校へ行きたくない」、「もう会社を辞めたい」となってしまうでしょう。そうしたストレスが原因で、うつ病まで発症する可能性も出て来るのです。事実、過敏性腸症候群の方は、うつ病を併発している方も多いのです。最初は、ガス、腹痛、下痢、腹鳴りという、お腹の症状に加えて、動悸や息苦しいという症状だけだったのが、いつしか、うつ病という心の病まで発症してしまう事にもなるのです。だから一日でも早く適切な過敏性腸症候群の治し方に出会って欲しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで遠藤自律神経研究所は過敏性腸症候群はもちろん、動悸や息苦しいという自律神経系の症状の施療実績が豊富にありますので、お任せ下さい。当所は薬を使わない手技療法を行っております。自律神経の調整を得意としております。過敏性腸症候群と、動悸、息苦しいという症状でお悩みの方は、遠藤自律神経研究所にお任せ下さい。