下痢を朝だけする方の対策

過敏性腸症候群の下痢の方は朝だけ起こるタイプの方がいらっしゃいます。このタイプの方は、学校や会社に行く前、又は個人的な用事で外出する時に限り、朝だけ下痢をするのです。起床後すぐに排便する方もいれば、朝食後に排便する方もおられます。そして多くの場合は腹痛を伴います。そしてトイレに入る回数は1回で済む事よりも数回続く事が多いです。つまり1度入って出ても、その後すぐにトイレに入る事を繰り返すのです。その為、朝、学校や会社に遅れないように1時間も2時間も通常よりも早く起床している事が多いです。こうして人知れず努力をしている訳です。子供が毎朝下痢が続くと、学校へ遅刻したり休んだりしますので、本人はもちろん親御さんも大変です。

対策方法

・朝食を抜く
下痢を朝だけするタイプの方は、朝食を抜くとある程度は症状を抑えられます。と言うのは、朝の空腹時に朝食を取ると、「胃大腸反射」と言いまして、大腸の蠕動運動が活発になるのです。それにより排便したくなるのです。それ自体は正常ですが、ただ過敏性腸症候群の方は、それが過ぎてしまうのです。だから朝食を抜くと朝の腸の蠕動運動が抑えられ、排便回数が減ります。ただし全く口にしないのは良くありません。脳にエネルギーが行かず、午前中の勉強や仕事に悪影響が出るからです。だから野菜ジュース(果物と野菜の混合でも良い)をコップ一杯だけ飲んでいくようにしましょう。その場合、あまり冷えたものは控えて下さい。

・カフェインは控える
朝、コービーや紅茶を飲んでいく習慣のある方も多いと思いますが、カフェインが入ってるものを飲むと、朝から下痢が止まらない原因になります。だから下痢を朝だけするタイプの方は特に気をつけて下さい。カフェインは腸を刺激して腹痛と下痢の原因になりますので、電車の中で困ってしまいます。

・アルコールを控える
アルコールも腸を刺激しますので、前日の夜にお酒を飲むのは控えるようにしましょう。もし飲酒の習慣がある方ならば、それを止めるだけで朝の下痢が軽くなるかもしれません。

・油っこいものを控える
下痢を朝だけするタイプの方は、ラーメンやカレー、天ぷら、焼き肉などの油っこいものを、夕食に食べ過ぎない方がいいです