おならが続く時に

過敏性大腸炎 おならお腹が痛い、下痢が続く、そういった苦しい状態が続く時は、とりあえず病院を受診することになり、内科や胃腸内科といった診療科を受診して、過敏性大腸炎と診断されることがあると思います。一方、おならが続く、おならの臭いがきついといった時は、すぐに病院に行こうとは思わないのかもしれませんが、実は、おならもお腹の痛みや下痢と同じく過敏性大腸炎かもしれません。

最近、過敏性大腸炎という病名が認識されるようになり、過敏性大腸炎という診断で安心する方も多いと聞きます。なぜなら、お腹の痛みが胃潰瘍や胃がんのせいではないかと心配したり、下痢が続くことで十二指腸潰瘍や大腸がんを疑ってみたり、そういった病名を聞かされるよりは、過敏性大腸炎の方が簡単に治療ができると思うからでしょう。ところが、過敏性大腸炎は簡単に改善するものでもなく、しかもおならを含めて、なかなか人には言えない症状もあり、過敏性大腸炎を抱えた方の中には、周囲の理解を得られずに悩むことも多いようです。

過敏性大腸炎 おなら

 

過敏性大腸炎が原因のおなら

たとえば、過敏性大腸炎でおならが頻繁に出るようであれば、仕事中に席を離れてトイレに駆け込み、おならを処理することもあるでしょう。いつ出るかわからないおならのために常に緊張を強いられ、荷物を持ったり階段を登ろうとした瞬間におならが出ることもあるでしょうから、自然と人と距離を開けるようになることもあるでしょう。また、エレベーターに乗れば、おならが出るのではないかという緊張から、おならが出てしまうこともあるようです。

過敏性大腸炎のお腹の痛みや下痢は友達に話せても、おならの悩みともなれば話しにくいものです。その悩みが一層ストレスをため込むことになり、過敏性大腸炎を悪化させることにもなりかねません。ただ、過敏性大腸炎が原因のおならも、自律神経の調整を行う手技療法で改善することができます。さいたま市の遠藤自律神経研究所では、過敏性大腸炎の改善を図る施療を行っております。

過敏性大腸炎が原因のおならや下痢、腹痛や便秘などでお困りであれば、気軽にご相談ください。