過敏性腸症候群と放屁

発症の原因は人それぞれ

過敏性腸症候群のガスが出過ぎて困るという症状は、小学校、中学、高校頃に発症する事が多いが、大人になって突然、発症する事もよくあります。実はこのガス症状を発症するきっかけというのは、ある日突然という場合があります。そのきっかけは意外かもしれませんが、日常のちょっとした事が原因だったりします。しかしそれは本人にとってはすごく気になってしまう事なのです。

・前の人がオナラした
これは学生さんに多いのですが、たまたま自分の前の席の人がオナラをしてしまったのです。音で分かる場合もあるし、ニオイだけで分かる場合もあります。すると前の席の人がオナラをした事に気が付いた人は、「私もこの人みたいにオナラをしてしまったら嫌だな」という思いが頭に、こびりついて離れなくなってしまったのです。それ以来、その方は後ろの人の事が気になってしまい「もし私もオナラが出たらどうしよう」という不安や緊張の為に、自分までオナラがよく出るようになってしまうのです。

・自分がオナラをしてしまった
こちらのケースは自分で放庇をしてしまった事が、きっかけで過敏性腸症候群を発症すたケースです。これも学生に多いのですが、集会や授業中に不意にガスが出てしまった事が大きなショックでトラウマとなってしまうのです。それ以来「また出てしまったらどうしよう」と深く考えてしまい、そのストレスでガスが増えてしまう症状が続いてしまうのです。もしその時、オナラをしてしまっても楽天的に考える事が出来て忘れてしまえば、ガス症状も発症しないで済んだのに、そこで一気に意識がお腹に行くようになったので、過敏性腸症候群を発症してしまったのです。

・「おなら臭い」という声が聞こえた
例えば後ろの方から「おなら臭い」という声が聞こえたとします。それを聞いた前の方の人は、何も自分が放庇をした覚えはないのに、「もし自分がおならをしてしまったらどうしよう」という不安を、それから抱いてしまうようになる場合があります。それ以来、常に頭の中から「おならが出たらどうしよう」という不安が離れなくなってしまったのです。そして考えれば考える程、緊張してしまい、そのストレスが自律神経を乱して本当に過敏性腸症候群の放庇の症状を発症してしまう訳です。

過敏性腸症候群の放庇の治し方

ではこうしたガス症状を主訴とした過敏性腸症候群の有効な治し方とは、何だと思いますか? それは腸の自律神経を調整して、しかも薬を使わない自然療法が一番なのです。遠藤自律神経研究所は、薬を使わないで自律神経を調整する手技療法を行っております。もしどこへ行っても、過敏性腸症候群の良い治し方が見つからなかったら、遠藤自律神経研究所にお任せ下さい。